パスワードがなくなる！？気になる最新プライバシー関連ニュース

皆さま、ゴールデンウィークはいかがでしたか？
今回のゴールデンウィークは、全国のどこにも緊急事態宣言やまん防（まん延防止等重点措置）が発出されておらず、3年ぶりに行動制限が無い大型連休となりましたが、久しぶりに遠出をした方もいれば、カレンダー通りに通勤・通学した方など、さまざまな方々がいらっしゃることと思います。
私は、久しぶりに遠出をして、従姉（いとこ）やその子どもにも会うことができました。

 

連休とはいえ、テレビやネットで、プライバシーに関連するようなニュースがあれば、つい気になって見てしまいます。

今回は、ゴールデンウィーク中に気になった、プライバシー関連のニュースをご紹介します。

 

●Apple、Google、Microsoftがパスワードなしサインイン標準サポート拡大
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2205/06/news042.html
👉米Apple、米Google、米Microsoftは「世界パスワードデー」の5月5日、
Webサイトやアプリに「端末やプラットフォームを超えてサインインできるようにする」と発表しました。

GoogleはAndroidとChromeで、AppleはiOS、macOS、Safariで、MicrosoftはWindowsとEdgeでサインインする際に、パスワードを入力する方法ではなく、指紋または顔による生体認証あるいはスマートフォン等の端末のPINを使うようになるようです。

以前「パスワードってどうやって管理していますか？」でも紹介しましたが、
パスワードは漏えいのリスクがあるので、パスワードなしでサインイン出来れば便利になりそうですが、その分、スマートフォンがより重要になってきそうですね。

 

※世界パスワードデーとは、Intel Security 社が2013年に、
　毎年5月第1木曜日を World Password Day にしようと提言してスタートした記念日です。

 

●池袋暴走事故の遺族中傷、投稿から48日で立件
https://www.tokyo-np.co.jp/article/174467
👉平成31年4月の池袋暴走事故の遺族に対し、SNSで誹謗中傷する内容が投稿された問題で、
投稿者を書類送検したというニュースです。
先月、「Twitterでの誹謗中傷の取締りが厳しくなる？」でもお話していますが、
SNSを誹謗中傷のために使うのではなく、一人ひとりが節度を持って活用していくことを心がけていきたいですね。