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「プライバシーメディア」は、皆さまの生活に役立つ、
プライバシーのことを一緒に学んで成長するサイトです。
「プライバシーメディア」を立ち上げた想い

「プライバシーメディア」を立ち上げた想い

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知らないで損をすることってたくさんあります。
でも、すべては知らないからはじまる
だからこそ、一緒に学んで成長できるメディアを目指したいと思いました。

 

とある企業さんとのお仕事で「プライバシー」に関することをお手伝いさせていただきました。
最初「プライバシーとはなにか?」と聞かれた時に、僕が思いついたのは、
自宅の住所や電話番号、パスポートの情報から、LINEでのやりとり、貯金額などなど・・・。
考えれば考えるほど、公開されて困る情報と隠したい(?)情報が混同してしまい、何もやましいことはないのに、何故か後ろめたい気持ちになったものです(笑)。

 

そのお仕事の中では、
「プライバシーとは何か?」「プライバシーポリシー」「個人情報保護法」
「インターネットの広告の仕組み」「無料のアプリゲームが、なぜ無料でできるか?」
などいろんなことを学びました。

 

ある日、当時10歳の娘が、僕のタブレットに無料ゲームを入れて遊んでいた時のことです。
「×がなくて、先に進めないんだけど、どうしたらいい?」
とタブレットを持ってきました。
何を言っているのかよくわからず、画面を見てみると、
大量の広告画面が開かれていました。
「×」とは広告の角に表示されていることが多い「×ボタン」のことで、
それが見つからず、何度も広告をクリックしてしまったようでした。
その夜、「無料のゲームが、どうして無料でできるのか?」を家族で一緒に調べて、話し合いました。
僕は、そもそも「タブレットにゲームを入れたい。」と娘に言われた時に、これまで確認もせずに許可してしまっていたことを反省し、さらに家族では、この出来事をきっかけに、無料ゲームをする時には、そのゲームがどんな仕組みになっているのかを確認してから、導入をするかしないかを決めることになりました。
この時初めて「プライバシー」に関して、家族で考えるきっかけになったわけなのですが、僕がたまたま「プライバシー」の知識があったから、無料ゲームとプライバシーのことを一緒に考えられただけで、もし知識がなかったら、無料ゲームを金輪際禁止にしてしまったかもしれません。

 

こういった僕自身の経験から、実は生活の身近なところに「プライバシー」が存在するにも関わらず、その問題が「プライバシー」に関連していると気づいていなかったり、「プライバシー」という言葉を聞いたことがあっても、実は何だかよく分からないと感じている人が多いのではないか?と思うようになりました。

 

調べてみると、あるアンケート調査では、日本人のプライバシー保護に対する行動認識が世界で最も低いという調査結果が出ているそうです。
それと同時に、日本人の意識の低さに危機感を持つように煽る記事も見かけました。
しかし、僕は、これは単純に、日本人の意識が低いのではなく、知るきっかけがないことも原因のひとつではないかと考えるようになりました。

 

そこで、1月28日のデータプライバシーデーに、
「プライバシーメディア」と題して、
プライバシーに関する正しい情報と、日常生活とプライバシーの関わりや、便利でお役に立てるような情報を集約したサイトを立ち上げることにしました。

 

プライバシーについての知識があると、日ごろの生活に役立つことがたくさんあります。
だからこそ、たくさんの人に、プライバシーのことを正しく知ってほしい。
また、プライバシーは、法律があるので堅苦しいものと思われがちですが、
本サイトを通して、プライバシーをもっと身近に、親しみやすいものに感じてもらえるようにしていきたい。
そんな想いを抱いています。

私たちは弁護士さんのようにプライバシーに関する法律の専門家ではありません。
生活者として、「プライバシーメディア」を通じて、プライバシーに関する知識を自らも学び続けながら読者の方と一緒に成長していけるようなサイトを目指しています。

 

2022年1月28日
コミックス株式会社
「プライバシーメディア」事業部
代表取締役 坪内賢太郎

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