「日本人には自分に合った広告が出づらい?」-積極的な外国人と消極的な日本人?-
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普段インターネットを使っている時、みなさんはどこまで「広告」というものを意識していますか?
僕はあまり気にならないのですが、人によって「広告」に対する考え方が違うのではないのでしょうか?
少し脱線しますが、僕は昔テレビっ子だったので、「CM(コマーシャル)」について、自分なりに2種類に分けていました。
ひとつめは、たくさん流れるから頭の中に残っていて、いつの間にか商品を手に取ってしまうような“気になるCM”。mod’s hair(モッズ・ヘア)とか。実は、ここだけの話、あのシャンプーを使ったら、自分もちょっとオシャレになれるんじゃないかと本気で思っていました(笑)
ふたつめは、夢中で見ていたトレンディドラマの合間に流れていたため、トイレ休憩的な役割となって、自然と“避けてしまうCM”です。いつも「CMの間に早くトイレに行って戻ってこなきゃ」と思いながら、ドラマ「東京ラブストーリー」を熱心になって見ていたことを思い出します(笑)
「広告」って、自分が興味あるものには引き付けられますが、興味がないものに関しては、避けたいものになってしまう。これは、今も昔も変わらない気がします。
さて、本題に入ります。最近のインターネットやSNSの「広告」は、自分に合ったものが表示される「パーソナライズド広告」というものがあると聞きます。
でも、僕の場合、「あっ!これこれ!自分に合ってる!」と思ったことは一度もありません…。
「なぜなんだろう?」としばらく考えた時期があったんですが、この記事を読んで、とても納得しました。
簡単に言うと、日本人と外国人ではSNSの使い方が違うということが書かれています。
記事はあくまでもInstagram(当時:facebook社)の話ではあるのですが、
海外の方は、「自分のことをより理解してもらって共通の趣味を持った人を見つけたい!」という使い方の人が多いようです。確かに海外の方って、すごくアピール上手の方が多い気がしますし、facebookでも自分の情報を細かく書いている人が多い印象があります。
日本人はというと、プロフィールをあまり書かず、自分のことを細かく知られたくない(仲のいい人以外には教えたくない)というところがありそうな気がします。(※実際に僕がそうですし、周りもそんな人が多い気がします。)
結果、日本人には、自分に合った広告が出づらいということが起こるようです。
これは前回、ネットフリックスの記事でオススメ機能について触れたことと似ていて、
自分の情報を相手に渡せば渡すほど自分に合ったものが勧められるという理屈のようです。
なるほどなぁ。
でも、待てよ?
「自分に合った広告」ってなんだろう?
「広告」に対して、自分に合ったものを僕は求めているのだろうか?
と疑問に思いました。
テレビっ子だった時のことを考えると、モッズ・ヘアは、たぶん当時ちょっとオシャレしたいと思っていた時期に、「これかも!」とは思いましたが、そう思わせてくれたのは、CMがかっこよかったからなんです。あとはどうしても頭から離れない、にしたんクリニックの歌みたいな(笑)(にしたんクリニックが何屋さんかは知らないのですが(笑))
それ以外は、ドラマみたいに夢中になっているときに出てくるCMはどうしても邪魔なものになってしまいますよね。メインの目的はあくまでもドラマなので。
僕にとっては、インターネットの広告ってどうしても後者みたいなものになってしまいがちです。
そう考えると、僕が本当に望んでいるのは、「自分に合った広告」ではなく、かっこよかったり、ついつい歌を口ずさんでしまうような、そんなCMなのかもしれません。
今回は、そんな広告について個人的に僕が感じたお話でした。