最新ニュースから学ぶプライバシー ～読売新聞とLINEヤフー インターネット上の記事におけるプライバシー尊重を進めるための共同声明を発表～

SNSは氏名や住所、顔などを公表しなくても、気軽に自分の意見や考えを発信することができますが、中には特定の個人や団体を標的に罵詈雑言を浴びせ、それが広まったりする等、インターネット上の誹謗中傷が深刻な社会問題となっています。

 

先日（2023年10月5日）、読売新聞とLINEヤフーが、インターネットやSNS等でのプライバシーの尊重を進めるための具体策を実施していく共同声明を発表しました。
https://info.yomiuri.co.jp/news/uploads/file/8615fbec3e9cd15088a88f75a5dc3112.pdf

 

読売新聞は、事件や事故の記事掲載期間を限定する、記事タイトルで記事内容を逸脱した文言の使用や刺激的な表現をしない、
LINEヤフーは、「LINE NEWS」や「Yahoo!ニュース トピックス」などで、プライバシーに配慮しない記事を掲載しない方針とするなど、
具体的な取り組みを発表しています。

 

世界最大部数を誇る読売新聞グループと、国内屈指の利用者数を有するLINEヤフーが、プライバシーに関する新たな取り組みを実施すると発表したことは、当メディアとしても気になっていたので、今回紹介しました。