ドラマ「ユニコーンに乗って」から学ぶプライバシー プライバシーの味方となるユニコーン企業登場で、私たちの未来はどう変わる?
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プライバシー目線で楽しみな7月スタートのドラマとして、
先日ご紹介したドラマ『ユニコーンに乗って』(TBS系)の放送がスタートしました。
永野芽郁主演のドラマ「ユニコーンに乗って」の第1話が7月5日(火)に放送されました。佐奈CEOの成長を描く、爽やかな“大人の青春ストーリー”が共感を呼び、放送後、Twitterの世界トレンド1位になるほどの大反響でした!
ドラマでは、教育系アプリを手掛けるスタートアップ企業「ドリームポニー」が、「ユニコーン企業」を目指して奮闘していくわけですが、はたして「ユニコーン企業」って何?!
ユニコーン企業とは、設立10年以内に、10億ドル以上の評価額があるグループを意味します。現在の多くのユニコーン企業はIT系で、国籍では中国やアメリカが多数を占めているそうです。
今回は、実例として、プライバシー目線で注目の世界的なユニコーン企業をご紹介したいと思います。
●BigID(https://bigid.com/)
BigIDは、個人情報のマッピングを使って、顧客データ管理をサポートするニューヨークを拠点としたアメリカ企業です。データサイエンスの専門家である同社の企業理念は、「企業が顧客データ保護を希望するなら、まずはデータを理解しなければならない」というもの。2015年設立で、すでに評価額が10億ドルを突破。セキュリティ業界からユニコーン企業が誕生したことで、社会的プライバシーに関する課題解決の心強い存在になることは間違いないでしょう。
BigIDは、高度なデータサイエンスを駆使して、システム内の個人情報をチェックするソフトウェア「IDインテリジェンス」を開発しています。また、次の方向性として、”Apple Storeで新しいマーケットプレースを作ろう” という構想も発表しています。
欧米では、カリフォルニア消費者プライバシー法(CCPA)や、EU一般データ保護規則(GDPR)など、個人情報保護に関する取り決めが非常に厳しくなってきています。BigIDは企業や顧客のプライバシー管理を理想化する取り組みを実施しており、その技術は世界中の企業から高い評価を得ています。
BigIDの躍進が続けば、世界中の企業が顧客の個人情報に関する強固なセキュリティを手に入れることが可能となり、プライバシーの侵害リスクが低い健全な社会に変わると言われています。これが実現すれば、我々は個人情報漏えいのリスクが低い社会を迎えられるでしょう。同社は効率的に顧客データを管理する技術を企業に与えて、プライバシー保護を発展させる可能性を創り出そうとしています。
世界各国では、顧客情報の流出が問題になっています。最近ではGAFA(GoogleやFacebookなど)でさえも度重なる個人情報流出に悩まされている状況です。しかしBigIDのソフトウェアをインストールすれば、個人情報を守る力を高められます。
企業がBigIDを積極的に採用することで、私たちも安心して情報を企業に託すことができる未来がやってくるかもしれませんね。
日本では、まだプライバシーガバナンス対策が始まったところで、プライバシーステートメントを掲げてはいるものの、実行できている企業が少ないというのが現状かもしれません。今後発展していくためには、プライバシーガバナンスと社内のプライバシーに関する文化を整えていく必要があります。
ユニコーン企業を目指すドラマを観ながら、まさに世界で大躍進しているプライバシーの味方となるユニコーン企業が存在していることに想いを馳せつつ、今後の活躍に注目し、応援していきたいですね!
■『ユニコーンに乗って』(TBS系)
教育系スタートアップ企業のCEO・成川佐奈(永野芽郁)が、夢に向かって前向きに成長していく姿を描く大人の青春ストーリー。ある日、年上の中年サラリーマン・小島智志(西島秀俊)が転職してきたことで、佐奈の仕事も恋も大きく動き出します。そんな佐奈の目標は、会社をユニコーン企業にまで育て上げること。ユニコーン企業とは評価額が10億ドル以上、かつ設立されて10年以内の非上場ベンチャー企業のことを指します。つまり無謀ともいえる目標でしたが、佐奈は仲間と協力しながら奮闘していきます。
【放送日】2022年7月5日(火)夜10時スタート
【出演者】永野芽郁、西島秀俊、杉野遥亮 ほか
【公式サイト】https://www.tbs.co.jp/unicorn_ni_notte_tbs/
<参考記事>
2021年注目ユニコーン企業の事業4選 今後の生活への影響は?