電車で優先すべきなのは防犯?プライバシー?
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10月14日は、鉄道の日。そして、今年2022年は、日本初の鉄道が開業してから150年の節目を迎える年なんだそうです!
そこで、プライバシーメディアでは、この機会に、電車内の防犯カメラについてご紹介させていただきます。
国土交通省は、2022年6月24日、鉄道車両の防犯カメラの設置義務化について、東京、大阪、名古屋の3大都市圏などに範囲を絞って導入をめざす考えを明らかにしました。東京都では、3年後の2025年3月までに都が運行する鉄道などの路線のすべての車両に防犯カメラを設置する方針だそうです。
旅客車における防犯カメラの設置率は、国土交通省の資料によると、全国平均で約4割にとどまり、鉄道事業者間でも進捗には大きなばらつきがあるのが現状だそうです。
国土交通省が、防犯カメラ義務化に至った背景としては、2021年10月に京王線車内で起こった刺傷放火事件の再発防止策としてという側面もあります。同事件では、「防犯カメラ」が車内に設置されていなかったため、鉄道会社は状況把握に時間がかかったとされているそうです。
そこで国土交通省は、被害を最小限に抑えるためには、車内の状況を迅速に把握する必要があると判断したようです。
とはいえ、不特定多数の市民に対する肖像権侵害が避けられない面もあるのも事実です。日本弁護士連合会は、2022年3月に、「列車内の「防犯カメラ」設置を義務化することに反対する会長声明(https://www.nichibenren.or.jp/document/statement/year/2022/220322.html)を発表しています。
電車で優先すべきは防犯なのか?プライバシーなのか?難しい問題ではありますが、何か自分の身に危険なことがあった際は、防犯対策があることを知っておくだけで安心できるということもあるかもしれません。
そして、最新の状況やその社会的な背景も知っておくことで、自身のプライバシーを守るという点についても、気になることがあれば事前に対策をすることも可能になります。この機会に自分の意見を考えてみるのも大切ですね。
<参考記事>
●全車両に「防犯カメラ」設置へ 都運行の鉄道など3年後までに
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220617/k10013676301000.html
●列車内の「防犯カメラ」設置を義務化することに反対する会長声明(日本弁護士連合会)
https://www.nichibenren.or.jp/document/statement/year/2022/220322.html