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トイレで分かる!?日本と海外のプライバシー意識の違い

トイレで分かる!?日本と海外のプライバシー意識の違い

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先日、久しぶりに、東京ドームのトイレに入った際、「音姫」(トイレ用擬音装置)が、英語で“PRIVACY”と表現されていることを発見し、思わず写真を撮ってしまいました。私たちが、あたりまえのように利用している「音姫」ですが、改めてそれがプライバシーに配慮して作られたことを再認識させられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以前、海外から来た友人が、「日本に来て一番感動したのはトイレ。日本のトイレは最先端」と言っていたことを思い出しました。トイレの音をたてないために、水が流れる音を出す音姫は、今や日本では常識ですが、世界的な常識というわけではありません。
実はトイレの音を気にするのは、世界的にみると日本人が圧倒的に多いそうで、「音姫」は日本でのみ販売されているのだそうです。
古いアンケート調査ですが、以前、旅行会社が実施した調査で、外国人が日本に来てびっくりしたものの1位が「音姫」という結果がありました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000003373.html
これは、日本女性独自の羞恥心で、海外の方からは驚かれるようなことなんですね。

 

ちなみに、このユニークな商品である音姫は、1988年に誕生。当時渇水をきっかけに、高まる節水意識に応えて、TOTOが商品化したそうです。TOTOのHPによる試算だと、1000人(内女性400人)規模のオフィスだと1回のトイレに平均2.3回の水を流すとして、その無駄な水が「音姫」で、年間約386万円もの節約になるのだそうです。凄い効果ですよね!
https://jp.toto.com/company/csr/csractivity/technology/story/7/

 

次に、トイレの音を聞かれたくない女性の必需品として、携帯できる流水音「音姫・流水音(トイレ用擬音装置)アプリ」もあるようです。下記、AppBankアプリ調査部が、インストール件数等をもとにしたおすすめランキングを紹介している記事がありますので、ご興味のある方はぜひご参考まで。
https://www.appbank.net/app-rank/life/interior/otohime/

 

そして先日、SNSで、「音姫」ならぬ「音将軍」を作ったというツイートが話題になっていましたので、こちらも気になる方は下記記事をご紹介させてください。流水音や環境音ではなく、なんと「暴れん坊将軍」のBGMが大音量で流れて、用を足す音をごまかせるのだそうです(笑)。思わず笑ってしまいますよね・・・。
https://news.yahoo.co.jp/articles/13a4462b983e3589639b202c59d00b0114c8e3be

 

さて、話を戻します。
海外のトイレは、個室ドアの隙間が上下ともに30cmほど大きく開いていて、ドアを閉めてもドアの隙間が大きくて、外から見えているのではないかと疑ってしまうほどの隙間があって、驚いたことがあります。
でも、実はこれにはちゃんとした理由があります。
トイレで犯罪行為などが行われないために安全面を考慮してこのような作りになっているのだそうです。それを聴いて、当時ハッとしたことを覚えています。日本でも時々トイレでの犯罪行為がニュースになることがありますので、今後はプライバシーを守るだけでなく、そういった安全面も考慮したトイレが増えていくと良いですね。

 

参考記事:
https://jp.toto.com/company/csr/csractivity/technology/story/7/
https://www.excite.co.jp/news/article/00091141883411/
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000003373.html

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