プライバシーマーク制度に学ぶ、個人情報・プライバシー・情報セキュリティ
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会社のホームページや名刺などに記載されている、プライバシーマークを題材に、今回は記事を執筆いたします。
この画像は、私が勤めている会社でプライバシーマークを取得しており、実際にオフィスに設置しているプライバシーマーク登録証の実物です。
そもそも、プライバシーマークとは何なのか?
プライバシーマークとは、個人情報の保護体制に対する第三者認証制度のことで、
企業や団体など(事業者)の個人情報保護の体制や運用の状況が適切であることを、
“プライバシーマーク”というロゴマークを用いてわかりやすく示す制度です。
このマークは、日本産業規格「JIS Q 15001 個人情報保護マネジメントシステム-要求事項」に基づいた基準「プライバシーマークにおける個人情報保護マネジメントシステム構築・運用指針」に適合した事業者のみ使用が認められます。プライバシーマークの使用が認められた事業者はプライバシーマーク付与事業者 と呼ばれ、「個人情報」を大切に取り扱う事業者として、ホームページや名刺、ポスターなどにプライバシーマークを使用しています。
プライバシーマーク付与の有効期間は2年間で、以降は2年ごとに更新を行うことで、
プライバシーマーク付与事業者として、このマークを使用し続けることができます。
個人情報やプライバシーに対する認識をもつために、年に一度など定期的に、社員・従業員に対しての教育を行い、その有効性を確認するためのテストを行うところもあることと思います。
私も毎年1回テストを受けていますが、その中で少し難しかった問題があったので、ここで紹介させていただきます。
<問題>
自席のパソコンのウイルス対策ソフトが「あなたのパソコンはウイルスに感染しています」という警告を出しました。最初にとるべき対処法はどれでしょうか?
① 対策方法を探すためにネットで検索をする。
② ネットワークケーブルをはずす、または無線LANを切る。
③ とにかくパソコンの電源を切る。
④ 誤報でないか確認するために最新のウイルス定義ファイルをダウンロードする。
正解はどれだと思いますか?
<回答・解説>
正解:②ネットワークケーブルをはずす、または無線LANを切る。
解説:
他のマシンへの感染や情報流出を防ぐために、まずはネットワークから遮断します。パソコンの電源を切ると感染原因や被害の範囲が分からなくなる可能性があるので、電源は切らずに管理者に連絡して指示を仰ぎます。
参考)プライバシーマーク制度について
https://privacymark.jp/system/about/outline_and_purpose.html
皆さんにもぜひこの機会に個人情報やプライバシーに対する認識を深めてもらうきっかけになれば幸いです。