ウェブブラウザ「Firefox」がプライバシーを強化
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皆さまの中には、ウェブブラウザとしてChromeやSafariなどではなく、「Firefox」を普段使っている方もいらっしゃることと思います。
今回は「Firefox」のプライバシー強化が全ユーザーに有効になった、というニュースが先日発表されていたので、どういうことなのか、少し分かりやすく紐解いていきます。
なにが強化されたのか?
ウェブサイトごとにcookie(ウェブサイトの閲覧履歴やユーザーの個人情報を保存したファイル)は作られますが、デフォルトで「包括的Cookie保護」機能を有効にすることにより、あるウェブサイトで作られたCookieを別のサイトがのぞき見ることが出来なくなる、
つまり異なるサイト間でCookieを使ったユーザーの追跡が出来なくなった、ということなんです。
さらに嚙み砕いて言うと、
ウェブで検索していたものが、他のサイトを見ていても、すぐに広告として表示される、といったことがなくなる、ということなんです。
(追跡されないので自身にカスタマイズされた広告が出なくなるということです。)
私はこのニュースを見て、実際に「Firefox」をダウンロードして使ってみました。
ウェブサイトごとにcookieは保存されているので、
例えばECサイトでは、
気になってチェックした商品は、”閲覧した商品”としてサイト内にデータが保存されています。
ブラウザを閉じても保存されていたので、後日その商品を買おうとしたときに快適に買えるのという便利さは残っていました。
以前紹介した「DuckDuckGo」という検索エンジンは
ECサイトでチェックした商品が履歴として残らないので、お買い物のしやすさとしては
「Firefox」のほうが良いのではないかと思います。
また、「Firefox」上で「Google」や「DuckDuckGo」などの検索エンジンを選択できるので、
様々なブラウザや検索エンジンで自分好みになるものを探してみるのもいいかもしれません。
私はしばらく「Firefox」も使ってみようと思います。