デジタルタトゥーとは? 後悔しないための投稿と対処法
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みなさん「デジタルタトゥー」という言葉をご存じですか?
なんとなく聞いたことはあるけど、よくわからないという方も多くいらっしゃると思います。
デジタルタトゥーとは、
デジタルとタトゥー(刺青)を掛け合わせた造語で、
インターネット上に掲載された写真や動画・文章などは、簡単には消せず半永久的に残ってしまいます。
そのことを完全に消すことが難しい身体に入れる入れ墨に例えた言葉として使われています。
これには下記のようなリスクが考えられます。
①就職活動の悪影響となり得る
➁人間関係を悪化させてしまう可能性がある
③逮捕・前科といった記録が拡散されてしまう
④社会活動に支障をきたしてしまう
⑤個人情報が特定され「標的」となってしまう
例えば、「アルバイト店員による不適切な行為と動画」が拡散されてしまい、
大きな事件になってしまったことをニュースで見たことがある方もいると思います。
当人の投稿は削除できても、それを保存していた他の人がSNS等に投稿してしまえば、
これは消せない情報になってしまいます。自身のアカウントで投稿しているから大丈夫という軽い気持ちで投稿してしまうと、後から大惨事に繋がりかねないということですね。
この他にも、デジタルに投稿してしまったことで
大きな事件につながるケースはいくつもあります。
投稿の際の注意点として、
①SNSは鍵をつけるなど投稿を見る人を限定する
➁残されたくない投稿はしない
③価値観は人それぞれであることを認識する
④匿名であっても一般常識の範囲内で利用する
もし万が一、投稿してしまったときなどの対処法としては、
①投稿主に削除依頼をする
➁弁護士に相談する
③専門的な企業に依頼する
④サイト管理者に削除をお願いする
⑤アカウントを削除する
上記などが考えられます。
当メディアも同様ですが、
インターネットに何かを投稿するときには十分に注意する必要がありますね。
投稿するときは「デジタルタトゥー」という言葉を頭の片隅にでも置いておいてもらえればと思います。
【参考記事】
『ネットの使い方についてあらためて見直してみよう』総務省
https://www.soumu.go.jp/use_the_internet_wisely/trouble/special/feature01.html?pt
『デジタルタトゥーの消し方とは?具体的な事例や後悔をしないための知識』ビズクロ
https://bizx.chatwork.com/digitalization/digital-tattoo-erase/