最新ニュースから学ぶプライバシー -バスやタクシーで名札の掲載を廃止
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プライバシーメディア読者の皆さん、お久しぶりです!
新年度が始まって1か月経とうとしていますが、皆さまいかがお過ごしですか?
入学や進学、就職など、新生活をスタートさせた方も多くいらっしゃることと思います。
最近、プライバシー関連で身近に感じられるニュースがあったので、当メディアでも紹介させていただきます。
通勤や通学、その他移動のタイミングで、皆さまもバスやタクシーを利用されると思いますが、バスやタクシーの運転手の名札掲載が廃止される、というニュースです。
運転手のプライバシーを守り、働きやすい環境をつくるためで、タクシーでは顔写真の掲示も取りやめることになりました。
バスやタクシーは、今から約70年前の1956年の省令で、氏名や車両ナンバーを見やすい位置に掲示するよう決められました。
氏名や車両ナンバーなどの名札を掲示するようになったのは、運転手には責任感を持ってもらうため、また乗客に安心してもらうため・トラブル等の際に特定しやすくするためだったようです。
しかし、利用者から運転手への暴言や脅迫、繰り返し同じクレームを言われる、SNSでの誹謗中傷など、いわゆるカスタマーハラスメントの被害が増えていたことが背景となり、この度、バスやタクシーでの名札掲示を廃止するようになりました。
私自身もバスやタクシーではありませんが、コンビニの店員さんも以前は名前や顔写真付きの名札をしていたのが、最近名札をしていないなぁ、と思っていたところでした。
SNSの普及等、時代の流れや移り変わりにより、プライバシー保護の流れを感じていたので、
今回紹介させていただきました。
これからも当メディアでは、プライバシー関連の記事を書いていきますので、引き続きご覧いただけると嬉しいです。