Twitterのプライバシーポリシー改訂 利用規約、ちゃんと読んでる?!
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先日、Twitterの利用規約とプライバシーポリシーが新しくなるお知らせがあり、2022年6月10日から有効になることが発表されました。
プライバシーポリシーについて楽しく学べるゲームとして、プレイヤーが「データ」というかわいい犬と一緒に冒険する、ドット絵ゲーム「Twitterデータの冒険」(https://twitterdatadash.com/)も追加に。プライバシーポリシーをより分かりやすくするために、ゲームの他、プライバシーポリシー内の法律用語のわかりやすい言葉への変更や、プライバシーに関する設定やコントロールのアイコンを理解しやすいものへ変更するなど、次々と発表されています。
今回の変更で、プライバシーの保護がより一層強化されるようですので、利用されている皆様は、自身のデータがどのように利用され、どのように共有されるのかを理解し、適切に管理する必要があります。この機会にぜひご確認ください。
https://blog.twitter.com/ja_jp/topics/product/2022/2022_privacy_policy_jp
また、今回、twitterのプライバシーポリシー(https://twitter.com/ja/privacy)
について調べていて、興味深いプライバシーポリシーを発見したので、ぜひご紹介させてください。
まず、twitterのプライバシーポリシー(https://twitter.com/ja/privacy)
ぜひご覧になってください。本当にわかりやすく表現されています。
現在のプライバシーポリシー
↓
7.本プライバシーポリシーの変更点
↓
7.お腹はすいていませんか。 ウェブブラウザでクッキーの設定を変更することができます
特に、7番目に注目してください。クッキーの設定をお菓子のクッキーに例えて、くすっと笑える問いかけになっています!
自身を守るために、しっかりプライバシーポリシーを読んでおく必要があるとわかってはいても、どうしても難しい長文が目に入ると、スルーしてしまう方も多いのではないかと思います。でも、こんな風なちょっとユーモアを交えた可愛らしいプライバシーポリシーなら、読んでみようと思いますよね。
実は、以前、海外のニュースでも、ユーモアのあるプライバシーポリシーが話題になったことがあります。ぜひこちらの記事を紹介させてください。
https://gizmodo.com/22-000-people-agree-to-clean-toilets-for-wifi-because-t-1796959482
アメリカでは、不合理な条件を利用規約に入れられているにも関わらず、WEB上で気軽にサインしてしまい、無意識のうちに何千人もの人が同意してしまっている現状が懸念されていました。
そんな時、マンチェスターを拠点とする会社が、サービス契約に、新しい「コミュニティサービス条項」を導入して2週間の実験をしたことを発表しました。
その結果、22,000人以上の人々が、Facebookにチェックインし、1,000時間の家事労働を行うためにサインアップしてしまっていました。また、地元のお祭りやイベントでのトイレ掃除や公園の動物の排泄物掃除、道のチューインガムをこするなどのいずれかの条項を行うことの要求、または、会社に連絡して、この条項について指摘してきた方には、賞品をプレゼントするという項目もありました。しかし、賞品を受け取ったのは、たった1人だったそうなのです・・・。
これは、利用規約を読む必要性についての認識を高めるキャンペーンであり、新しいデータ保護規則(GDPR)に準拠する最初のWiFiプロバイダーであることを発表するプロモーションでもありました。
しかし、22,000人が利用規約を読んでいないために、トイレ掃除をすることに同意してしまったことは事実です。このニュースから、プライバシーポリシーや利用規約を読まないことの危険性をたくさんの方に知ってもらいたいと思います。
ちなみに、プライバシーメディアのプライバシーポリシーは、もうご覧になりましたか?
ぜひこの機会にご覧くださいね。
https://privacy-media.jp/privacy-policy/