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ドラマ『祈りのカルテ』から学ぶ〜患者のプライバシー

ドラマ『祈りのカルテ』から学ぶ〜患者のプライバシー

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先日、「プライバシー目線で楽しみな10月スタートのドラマ」をご紹介しましたが、
今期は、医療ドラマが堅調です。記事の中でも紹介した『PICU 小児集中治療室』(フジテレビ系)のほか、『ザ・トラベルナース』(テレビ朝日系)も好調ですね。
そして、今回取り上げたいのは、ドラマ『祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~』(日本テレビ系/以下『祈りのカルテ』)です。

玉森裕太主演の『祈りのカルテ』は、現役医師のベストセラー小説をドラマ化したハートウォーミングなミステリー。諏訪野良太(玉森)は、人の気持ちに寄り添い過ぎてしまう、おせっかいだけど憎めない研修医。諏訪野が医師として成長しながら、患者の“カルテ”を通して患者たちの秘密と嘘を優しく見破って、患者たちの問題を解き明かしていくストーリーです。
第2話では、胃がんと診断された患者が急に手術を辞めると言いだしたことについて、理由を探ろうとした諏訪野を、指導医の冴木(椎名桔平)が「患者のプライバシーに立ち入るな」と注意するシーンがありました。

 

生年月日や住所、氏名など、個人を特定する「個人情報」のほか、診療に関する情報も、もちろん個人情報の一つです。さらにいえば、患者さんの病名、既往歴、治療内容、病気やケガに至った経緯などの情報はセンシティブ情報といって、より個人的な情報=プライバシーにも関わり、特に守られる必要がある情報なのです。
診療時、患者はプライバシーが守られていないことにストレスを感じています。医療機関を受診するとき、多くの患者は、少なくとも何かしらのストレスを抱えている状態にあります。体調不良やケガに対しての不安が募っていたり、回復への期待や懸念を抱えていたります。それに加えて、医療機関のプライバシーへの配慮が、診療時のストレスに影響するとの声もあるそうです。

 

下記記事内で紹介している患者へのアンケート調査によると、

「診療時にストレスを感じることは?」という問いに対し、14.5%が「プライバシーが守られていない」ことに対して、ストレスを感じると答えているようです。

 

Q:診療時にストレスを感じることは?

(出所:ドクターズファイル編集部「患者のクリニック選びに関する調査」2020年7月実施)

1位:診療方針・治療・処置方針の説明が不十分・・・・・・36.4%
2位:質問がしづらい・・・・・・31.0%
3位:病状・診断結果の説明が不十分・・・・・・29.6%
・・・・・・
8位:プライバシーが守られていない・・・・・・14.5%

 

医療従事者は患者に対して守秘義務を守る必要があるため、診療では常に個人情報についても細心の注意を払っているわけですが、患者のアンケートを見ると、医療従事者が考えている「守るべき情報」と患者が感じている「守ってもらいたい情報」がズレていると考えられるケースも見受けられるようです。医療に携わる側は、プライバシーへの配慮不足が原因で、クレームに発展したり、患者の信頼を失ってしまうことがないよう、日頃から、患者のプライバシーに関して、理解と配慮が必要ですね。

 

今回は、医療ドラマ「祈りのカルテ」をきっかけに、患者のプライバシーという視点でご紹介いたしました。
ご興味のある方は、今期豊富にそろっている医療ドラマを、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。

 

【番組名(放送局)】
『祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~』(日本テレビ系)

【放送日】
2022年10月8日(土)スタート
毎週土曜夜10時〜

【出演者】
玉森裕太、池田エライザ、矢本悠馬、椎名桔平 ほか

【公式サイト】
https://www.ntv.co.jp/inorinokarte/

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