他人のゴミ袋を開けるのはプライバシーの侵害になる?
- #日常のギモン
- #ゴミ袋
- #日常
- #プライバシー
- #個人情報
みなさんがお住まいの地域では、ゴミをどのように出していますか?
秋田県北秋田市でゴミを捨てるときにゴミ袋に名前を書かなければならないというニュースが話題になっていましたので、今回はゴミのプライバシーについてご紹介します。
記事によると、指定のゴミ袋に名前を記入する欄があり、
それぞれが名前を記入してゴミ捨て場に出さないと、収集しないというルールまであるそうなのです。
名前を記入をすることによって、不法のゴミ捨ては防げるかもしれませんが、
それによって個人を特定されてしまう可能性があるため、プライバシーには少し配慮が欠けてしまっているように思います。
地域によっては、家の前にゴミを置いておくというところもあるそうなので、
これもその家庭の生活スタイルが見えてしまう可能性があります。
家の前に置く場合は、プライバシーに配慮をした置き方を考えたいところです。
ところで、他人のゴミ袋を開封して、中身を見ることはプライバシー権の侵害にあたるということはご存じでしょうか。
場合によっては損害賠償責任を負うこともあるようです。
ゴミ袋を開けることはいけないことだと倫理的に思っている方は多いと思いますが、プライバシー権の侵害にあたるということまでは、知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
法規制があるとはいえ、もしかしたらどこかで誰かが自分のごみを開けて見ているかもしれないと思うと不安ですよね。
ですので、対策としては、個人を特定できる情報が分かる状態でごみを捨てないことが大事だと改めて思いました。
他人に見られてはいけない書類はシュレッダーにかける、住所が書かれている封筒などは住所が特定されないようにして捨てる。
もし、今までやっていなかったという方は、この機会に、改めて気を付けてゴミを捨ててみてください。