無料の翻訳サイトでの個人情報の扱いって? DeepLの個人情報保護方針を読んでみました。
- #技術・知識
- #個人情報保護法
- #DeepL
- #翻訳
- #英訳
- #機密情報
- #プライバシー
- #個人情報
みなさん翻訳するときはどのツールを使って翻訳していますか?
今では、ボタン一つで便利に、かつ高精度に翻訳してくれるサービス(サイト)も数多くあります。
私も翻訳したいときは翻訳サイトで訳すのが当たり前になってしまいました。
ですが、サイトに入力する翻訳したい文章は誰かに見られてしまっているのか?という疑問から、
今回は翻訳サイト『DeepL』で翻訳するときに気を付けるポイントを
”DeepLの個人情報保護方針“から読み解いてみました。
個人情報保護方針の中に、テキスト本文を送る際に気を付けることが紹介されていました。
「3.テキストと訳文(無料版のDeepL翻訳)」
■無料版で翻訳を行うとき
下記のような内容の記載が個人情報保護方針にありました。
「サービスをご利用いただくには、サーバーへのテキスト送信が不可欠なので、当社の翻訳サービスをご利用の際は、当社のサーバーに送信したいと思うテキストのみ入力してください。」
また、利用規約には「個人データの類が含まれるテキストはDeepL翻訳で使用してはいけない」という旨の記載があるようです。
個人で海外の人とやり取りをするために翻訳するとき、仕事で会社の情報を翻訳するとき。
様々な場面での使用が考えられますが、
個人のデータや機密情報を無料版のDeepLで翻訳するのは控えましょう。
また、さらに個人情報保護方針を読んでいくと、「DeepL Pro(有料版)」で翻訳すれば送信したテキストと訳文は、一時的に取扱われるだけで、永続的に保存されることはなく、契約上義務付けられたサービス使用後に削除されるということです。
もし、どうしても個人情報や機密情報を訳さなければいけないときは有料版の使用をオススメいたします。
何気なく日常で使用していたサービスですが、
個人情報保護方針を読んでみると、使用する上でとても重要なことが書いてありました。
なにかサービスを使うときは、事前に個人情報保護方針やプライバシーポリシーを見ることが重要なことに改めて気づかされました。
みなさんも「このサービスの個人情報ってどうなっているのだろう?」と疑問に思ったときは、個人情報保護方針やプライバシーポリシーを読んでみてください。そこに答えが書いてあるかもしれません。